これまで、いろんな所で作業をしてきました。
- カフェ
- レストラン
- 公共施設
- 企業オフィス
- 図書館
- 自宅
- 公園
- 空港
- ホテル
- スーパーの休憩所
- 自習室
- 道端
- コワーキングスペース(個室、シェア)
- 公共交通機関
それぞれ一長一短ありますが、言えるのは、
どこでも作業できます。
別に椅子が無くてもOK(というか、椅子が無い方が健康的かも)です。
パソコンを置く台は欲しいですけど。
でも、 日々、体調や感情が変化する中で、最適な環境って何だろうって考えるようになりました。今回は、そんなとこを探索したいと思います。
働く場所って必要なんだろうか?
注:機能的に、作業と場所が対にならなければいけないようなお仕事をされている方もいっぱいいらっしゃるかと思いますが、あくまでも、私の場合の話です。
現時点では「働く」と「場所」が対のような形になっているかと思います。
例えば、コワーキングスペース。
場所を提供してサブスクリプションや都度的に課金するシステム。
異業種との連携という事以外に、コワーキングスペースと旧来のワーキングスペースの違いが無いような気がしていて。結局、「働く」と「場所」が対になっている。
最近よく思うのは、働くのに必ずしも「場所」って必要ないんじゃないかという事です。それよりも、必要なのは「環境」じゃないかと。
働く環境って何?
働く為に適した環境というのは、他人(人間)が意図して作り出せるものではなく、他人には読み取れない当人の機微に基づいて常に変化していくと思ってます。
そんな環境作り出せませんがな・・・って感じですよね。まーでも、そんな事を考えるのが好きです。
例えばざっくりとした例として、集中力がある日と無い日があるとします。
集中力がある日は、場所はどこでもよいです。パソコンさえあれば、どこでも仕事ができます。屋内でも屋外でもどこでも。
逆に、集中力が無い日は、経験上、自宅やコワーキングスペースでは無理です。ただ、自宅が無理な理由と、コワーキングスペースが無理な理由は別。
- 自宅が無理な理由は、刺激が一切ないから。どういう事かと言うと、集中力が無い時でも作業が進む時って、その環境が適度な刺激を提供してる場合、という実感があります。その刺激は、騒音であったり、人の目であったり、時間や金銭的な制限であたったり。自宅にはそういう物がないので、難しい。
- 逆に、コワーキングスペースが無理な理由は、自宅のほぼ真逆の理由で、雑音が多すぎる。しかもその雑音が自分の「モード」と同期している雑音だから、爆音になるわけです。
ここで、「モード」というのは、何なのかというと、今の自分の活動モードの事を言っていて、例えば、仕事をしている時は、仕事モード、遊んでるときは、遊びモード、飲んでるときは、飲みモード、筋トレしてる時は、筋トレモード。
人間の脳は情報を取り入れる時(聞く、見る、触る、etc)、なんでもかんでも取り入れているのではなく、その時の自分のモードに応じた「フィルター」が起動して、そのフィルターにひっかかった情報だけを取り入れるようになっているような気がします。
例えば、
- 冷蔵庫の中にあるジャムを取って、と誰かに言われたとします。その時、私は忙しく他の作業をしていたとします。でも、後で何を言われるかわからないので、取りに行くわけです。でも私の脳は、直前までやっていた作業の事でいっぱいな事とそもそもなんで自分が取り行くのかとか、冷蔵庫の中に何が入ってるかなんて知らないよ、と私の脳では、冷蔵庫を見る前から、「ジャムなんか知らない。どこにあるかなんて知るわけがない」というフィルターが作られるわけです。その状態で冷蔵庫を開けてみます。案の定、ジャムは見つかりません。ジャムなんて無いと言うわけです。でも、、、他の人が冷蔵庫を開けてみると・・・冷蔵庫を開けたど真ん中の目線の高さにあるわけです。よくありません?こういう事。
- 他には、独身の時は、車が猛スピードで走っている横を子供達が遊びながら歩いていても全く視界に入ってなかったのが、子持ちになると子供たちの姿が何よりも先に視界に入ってくる、みたいな。
同じように、仕事モードの時は、仕事系のフィルターが作られていて、仕事風な打ち合わせをしている全く知らない人達の会話や姿や電話会話の音やパソコンのキータッチの音等、仕事関連の情報だけがバシバシと脳に入ってきます。
だから、爆音に感じるんだと思うんです。
まとめ
っで、どうするのか?
脳が勝手にやってる事だし、制御するのって難しいし、その制御をしようとするコスト(意識的コスト)が無駄にかかって作業効率が悪くなる。
そこで、わかったのが、私に合った「働く環境」とは、単純に私とは違うモードの人たちがいる場所、だという事です。
なので、私が仕事モードの時、
仕事の為に作られた場所では、仕事をしない方がパフォーマンスが良い
という事なんだとわかりました。
それを実現する方法については、次回模索したいと思います。