いやーいい感じの大胸筋!
バランスが取れていて、でか過ぎない、という所でしょうか。
いきなりですが、別に彼が世界1位や3位というわけではなく(最近は、競技そのものを行ってないようですが)、個人的にカッコいいと思っている胸です。
今回は、その普通にカッコいいいと思う胸に対して、世界トップレベルの胸(フィジーク)を見たいと思います。
対象は、先月開催された2017年度オリンピアのメンズフィジークのプロ競技者上位3位達の胸です。
2017 Olympia Scorecards | IFBB Professional League
メンズフィジークディビジョン
その前に、
まず、Mikeもそうですが、個人的にカッコいいと思う胸は、競技種目でいう所の「フィジーク」レベルという印象があります。若干、その上のレベルもあるかもしれませんが、ボディービルレベルは、肉圧が凄すぎる印象を受けます。
ただ、考えてみると、「フィジーク」が何なのか良くわかっていません。ざっくりとビーチで映える細マッチョ、という理解がありますが。
そこで各競技団体の定義を見ていきたいと思います。見るのは各競技団体の「概要説明部」です。又、フィジーク競技では独特のポージングがあり、採点に大きく影響するようですが、その点についての概要説明部は省きます。
プロ、アマ様々な競技団体があります。
IFBBでは、a less muscular, yet athletic and aesthetically pleasing physique。
バランスの取れた細マッチョ、って事かな?プロ競技団体らしく、競技種目説明って感じですね。
NPCでは、 proper shape and symmetry combined with muscularity and overall condition。 This is not a bodybuilding contest so extreme muscularity should be marked down.
さすがセミプロ団体。IFBBと同じような説明。
NPCJでは、「ビーチで目を引くカッコよさが重要」との事。
ここで初めて、「ビーチ」という言葉が登場します。
マッスルマニアでは、classic, symmetry, beach body form。
ここでも、ビーチという表現が含まれています。
結論としては、「フィジーク」の共通定義は無い。
競技者/参加者からしたら、各自目的があって競技団体を選ぶわけで、共通定義化された「フィジーク」を目指すことが目的ではない、と考えると、用語の共通定義は必要ないんでしょうね。
ただ、特に競技に参加するつもりは無くボディーメイキングが好きな一般人等にとっては、共通用語定義があると都合が良いので、その場合は、自分解釈である前提の基、言葉を使う、って所でしょうか。
若干、話が脱線気味ですが、それでは、2017年度オリンピアの世界1位~3位フィジーカーの胸を見てきたいと思います。
世界1位~3位 プロフィジーカーの胸
1位 Jeremy Buendia
THE "4 times Mr Olympia in men's physique"のJeremy Buendiaです。世界1位です。
メダルが邪魔で見えにくいですね~。
でも、でかい!競技となるとステージの上でのポージングになり、通常より体をでかくしないと全体的に全てのパーツが小さく見えるから、とかですかね。でかいなー。
2位 Andre Ferguson
3位 Brandon Hendrickson
まとめ
個人的にカッコいいと思うMikeの胸と世界1位~3位の胸を比較すると、競技に求められるフィジークは、通常の「ビーチで映える」肉体よりも一回りパーツをでかくする必要がある、という印象を受けました。