ケーブルを使った胸トレは色んな意味で使えます。
今回はそんなケーブルマシンを使った胸トレについて探っていきたいと思います。
胸トレは準備が大切
胸トレの代表的なトレーニングと言えばベンチプレスですよね。
でも、そのベンチプレスの難しい所は、胸以外の肩とか腕とかの筋肉の活動がデカイ(※1)、という事です。
※1 負荷によっては、胸よりも肩が主動
「上半身」という単位でトレーニングメニューを構築しているのであれば別ですが、胸トレを行うのであれば、極力その他(肩や腕)の筋肉の活動を抑えたいわけです。
そういう時に、ケーブルマシンが効果を発揮します。
ケーブルマシンで〇〇を整える
ケーブルマシンを使ったトレーニングの効果は二つあると思っています。
- 先に胸を活動させる
肩や腕の筋肉の前に胸の筋肉を集中的に活動させておくという事です。
つまり、ベンチプレス等の胸トレコンパウンドメニューの前に、筋肉の活動状態を整える、という事になります。
具体的には、例えば、Jamesさんが紹介してくれているトレーニングとか(6:55)。
- エゴコントロール
メンタル面でもケーブルマシンは効果を発揮します。
ベンチプレスとかで、PR(パーソナルレコード)とか聞いたこと無いですか?
挙上できるウェイトレコードを更新していく事ですね。
目の前にウェイトがあるとどうしても・・・。それは、周りのトレーニーとの比較でもあり、自己満足でもあり、という事で。
リフティング目的であれば別ですが、ボディーメイキングを目的にしている場合、とにかく重い物をあげれば良いというわけでは無いですよね。
そんな状態(とにかくベビーウェイト、というエゴにとりつかれた状態)に陥らないように、心を整える運動としてケーブルマシンを使います。
っというのも、ケーブルマシンは、比較的軽いウェイトでやりますので(自分の手で触っても良いですし)、胸の動きを感じやすいトレーニングになります。
ベンチプレス等のコンパウンドメニューを行う前にこの胸の感覚があると、自然とウェイトに執着し過ぎなくなります。
筋トレは脳トレともいわれていますから、この感覚の効果は絶大だと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか?
ちなみに、下の動画も肩より胸を意識したケーブルを使った胸トレ(大胸筋下部)として勉強になります。ご参考まで(12:15)!
最後に、ケーブルマシンでのトレーニングは万能というわけでは無いので(※2)、セッションのどこかでコンパウンドメニュー(ベンチプレスとか)を取り入れた方が良いと思います。
※2 例えば、ベンチプレスに比べると運動単位の動員が少ない