坐骨神経痛を発症してから1年。
これまで、様々な施術/治療をやってきました。
- ペインクリニックでのブロック注射、仙骨調整、ヘルニア手術、鍼灸、東洋整体、カイロプラクティック、運動療法等の治療。
これらの治療自体に問題はありません。合うか合わないかの違いです。
唯一決定的な問題があるとすれば、これらの専門家の治療を毎日受ける事ができるのであれば良いですが、なかなか難しいですよね、という事です。
そんな時に重要になるのが、毎日使える/できる自分の治療環境を作っておく事です。
そこで、実際にこれまで使ってきた治療グッズの中から
「日常生活で使える」
坐骨神経痛治療お助けグッズをご紹介します。
今回は、
骨盤ベルト(コルセット)
になります!
はじめに
坐骨神経痛の治療では、まず第一に、医療や東洋施術やカイロプラクティック等、様々な専門家の治療行為に頼ります。自分で様々な治療を体験してみる事です。
現実的な課題として解決が難しいのが、それらの専門家の治療行為を毎日受ける事ができるのであれば良いですが、なかなか難しいですよね、という事。
坐骨神経痛持ちとしては、毎日治療したいんです。
この課題を解決するには、毎日使える/できる自分の治療環境を作るという事になります。
そうキーワードは「毎日」です。
坐骨神経痛の治療は時間がかかりますから、この自分の治療環境がかなり重要になってきます。
今回は、そんな自分の治療環境の一つであるコルセットをご紹介します。
坐骨神経痛でのコルセットの位置づけ
ここでご紹介するコルセットは、日常生活で使うコルセットになります。
運動での利用は想定していません。
運動で利用する場合は、より強度の高い専用品が必要になると思います。
っで、そのコルセットですが、
一般的な腰痛であれば、それなりに効果があるのでしょうが、坐骨神経痛ともなると、実質、そこまで身体的に補助してくれる物ではありません。
つまり、付けても付けてなくても大して痛みは変わりません。
ただ、坐骨神経痛の「痛」は、肉体的な痛みだけではなく、精神的な痛みも伴います。1日24時間、痛みと何か月も戦うわけですから、メンタルがやられるわけです。
私は、ただ歩くだけでも、痛みに怯えてました。
突然、激痛に襲われて息ができなくなるわけです。
このような状態での「コルセット」の役割は精神的な支柱です。
コルセットは、骨盤に少しかぶせるような感じで巻くわけですが、それによって股関節の可動域が狭められます。
これによって、自分の意識以外にも自分を守ってくれる防具を身に着けている、という感じになります。
巻いているのと巻いてないのでは安心感が全然違います。
コルセットを装着するタイミング
坐骨神経痛だった私は、寝ている時以外一日中付けていました。
結局、無いと安心しないんですよね。
今でも、寒い日とか、なんとなく必要性かなと思った時は(坐骨神経痛になって以来、朝起きた感覚からなんとなくその日の状態を推測するようになりました)、装着するか、持ち歩きます。
ただ、骨盤に少し被せて巻きますので、上前腸骨棘(骨盤前面、腰の左右にある出っ張り)の部分が痒くなる時がありますけど。
コルセットの巻き方
コルセットに出会う前はトレーニングベルトしか知らなかったので、初めは腹圧の代わりなのか?という感じで、骨盤に被せずに巻いたりしていました。
しかし、色んな巻き方を試してみて、最終的な結論として、
一般的なコルセットは、腹圧の代わりでは無く、骨盤の動きを抑止してリスクを軽減する物という理解に至りました。
っという事で、私の巻き方は、
- コルセットを背中の方で骨盤に少し被るようにあてます。
- コルセットの両端を強く握りしめ、両手を体の前でクロスします。重要なのは、水平に巻くのでは無く、恥骨の方に向けてコルセットを押し下げながらマジックテープを付ける感じです。
コルセットを使うくらいですから、重要なのは「やり方」では無く、「今の症状を改善するには」でしょうから、色々試してみてください。
個人的に色々試してきて一番のポイントは、水平に巻かないです。
体の前で斜め下に押し下げるんです。
これで良い~感じに、骨盤前傾を支持してくれて安定感が増します。
水平に巻いてるだけでは、ただ股関節の可動域が狭められているだけ、という感じです。
まとめ
私の治療のモットーは、自分の日常生活のリズムに合わせた治療です。
このコルセットも、前回紹介したマット同様、日常で大活躍してくれるグッズです。
是非、お試しあれ!
余談
コルセット巻いてると、なんとなくウェストが細くなる感じがします。