公共施設で運動(筋トレ)するという選択肢
これからトレーニングジムで運動を始めようと思っている方やトレーニングジム通いを面倒に感じてる方は、公共施設のトレーニングジムを選択肢として検討してみると良いんじゃないかなと思います。
っというのも、公共施設って結構使えるんですよね。例えば、公共施設の場合、ジムを選ばなくて良いし、固定費が無いし、地元密着で面白いという特徴があります。
ジム選び不要
公共施設の場合、ジム選びをしなくて良くなります。なぜなら、民間ジムとは異なり、ある特定のロケーションで複数の業者が異なるトレーニングジムを展開しているというシチュエーションがありません。ただ単純にそのロケーションにある公共施設を選べば良いだけです。
そもそも、運動する事自体、面倒な話なわけです。それに加えて運動する環境を選ばなきゃいけないとなると、さらに輪をかけて面倒な話なわけで。特に日常生活に運動が組み込まれていない(日常性が無い)場合、面倒でしょうがないんじゃないでしょうか。民間ジムで運動を始めるとなると、まず失敗しないようにジムを選ばないといけないし(だって、入会すると入会金とか月会費とか発生するし、仮に入会金や月会費ゼロキャンペーンがあったとしても辞める時は手続きが必要なので、ジム選び失敗=不必要な面倒な事が起きる)、「入会」手続きが必要だし、係からの説明も受けないといけないし、契約書にサインしないといけない。運動するまでに自分は(運動する為に)必要としていないステップがいくつかあるわけです。ただ一人で運動するだけなのに、です。一方で、公共施設の場合、こういった面倒な事がありません。ただ行って都度料金を払って運動すれば良いだけです。
月会費(固定費)無し!
次に、公共施設トレーニングには固定費がありません。基本、都度払いです。一方、民間ジムは基本的に月会費制なので固定費になってしまいます。月に数回や週に1回、2回程度しか使わないものを固定費化する事をOKとするかしないかは人それぞれだと思いますが、個人的に変だと思っています(※)。それに、ほとんどのケースで、公共施設で都度払いをした方がお得だったりします。後、凄く重要だと思うのは、一般民にとって、そもそも運動は固定化できないという事。好きな時に、好きなだけ運動をしたいわけです。アスリートでは無くて、ただ健康志向であったり素人マッチョ程度の場合、運動以外に優先度の高い事があります。その優先度の高い事に合わせて日常のリズムは存在するので、そのリズムが変動する限り、優先度の低い運動する機会も変動する。それで結局、週に1回や月に数回程度の利用になる場合、月会費制は避けたい所です。
※サブスク的な効果があるのであれば固定費化しても良いような気がします。ここでのサブスク的な効果とは、例えば、ジムにサブスクライブする事で、運動を自分の人生/生活に自立的に組み込むようになり日常性が生れる。言い換えると、ジムに運動をやらされているのではなく、自分の為にジムを使うようになる。そういう風にジムを使えるのであれば、固定費化もありかと思います。
地元密着、ローカル色強めが面白い
最後に、公共施設って結構「面白い」所があります。公共施設って良くも悪くもローカル色が強いんです。超超超地元密着です。都度払いで、基本誰でもウェルカムな環境なわけで、老若男女、その土地の様々な人が来ます。これは、私に限った話かもしれませんが、いつも同じ場所で同じ人や環境での運動では無く、そういったローカル色に触れながら色んな所で運動するのって結構楽しかったりします。
都内公共施設ジムランキング
っという事で、そんな公共施設ジムをランキングにしてみました。
独特と偏見です。
基本的に、ジムはジム的なトレーニング(重量負荷)で使いたいと思っていますので、そのスタンスで選んでいます(重量負荷が必要なければジムに行かない)。
#お休み中だったり、利用するのに会員登録が必要なジムもありますので事前に調べることをおススメします。
1位 駒沢オリンピック公園総合運動場
2位 東京体育館フィットネスアリーナ
3位 世田谷区立大蔵第二運動場
4位 台東リバーサイドスポーツセンター
5位 北区滝野川体育館
6位 調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ
7位 東京武道館
8位 足立区総合スポーツセンター
9位 西東京市総合体育館
10位 葛飾区奥戸総合スポーツセンター
11位 大田区立大森スポーツセンター
12位 有明スポーツセンター
13位 中央区立総合スポーツセンター
14位 目黒区民センター体育館トレーニング室
15位 千代田区立スポーツセンター
16位 江東区スポーツ会館
17位 港区スポーツセンター
18位 新宿スポーツセンター
19位 中野区中野体育館
20位 深川北スポーツセンター
21位 荒川総合スポーツセンター
22位 桐ケ丘体育館トレーニングルーム
23位 池袋スポーツセンター
24位 杉並区上井草スポーツセンター
25位 品川区品川健康センター
26位 杉並区大宮前体育館
27位 板橋区立上板橋体育館
28位 板橋区立東板橋体育館
29位 江東区深川スポーツセンター
30位 墨田区総合体育館
31位 小金井市総合体育館
32位 亀戸スポーツセンター
33位 板橋区赤塚体育館トレーニングルーム
34位 江戸川区スポーツセンター
35位 豊島区南長崎スポーツセンター
36位 府中市生涯学習センター
37位 中央区築地社会教育会館
38位 新宿区立元気館
39位 目黒区立駒場体育館
40位 調布市総合体育館
41位 東砂スポーツセンター
42位 スポーツプラザ梅若
43位 目黒区八雲体育館
まとめ
如何でしたでしょうか。2020年3月の時点でのランキングです。
それにしても東京都内でもえらくいっぱいありますね。公共施設ジムって。
それでは。気軽に手軽に筋トレライフ!
#余談
因みに、別に月会費制を推している民間ジムが悪いというわけではありません。
運動という大きな土台の上で民間ジムの領域/役割ってあると思います。ビジネスとしての運動環境の提供ですから、まず第1に顧客をフィルタリングするのは当然かと思います。言い方を変えると顧客の質を維持する為に、月会費制にして、それなりに毎月支払いができて、運動にコミットしている人にターゲットを絞る。それはそれで良いと思います。
ただ、そういう意図(差別化/フィルタリング)があるのであれば、その意図をもっと鮮明に出した方良いかと思います。一部のセレブなジムがしているように。例えば、もっと月会費を上げる等。どのビジネスでも顧客の質を維持する為にやる事ですから、別に良いとか悪いとか、そういう話では無いと思います。